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就活の志望動機例文集

就活の志望動機の使える例文を集めます。クオリティーを高くかつ効率的に志望動機をつくるなら例文をアレンジしましょう!

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退職までの段取り

退職までの段取り

 在職中に転職活動をする場合、転職先で良いスタートを切るためには、退職・入社のタイミングがとても重要です。民法上は退職日の2週間以上前に退職意思を申し出ればよいことになっていますが、一般的なマナーとしては、1~1・5カ月前に直属の上司に伝えることが基本です。

 そこで大切なのが、社内規定によく目を通しておくことです。会社の入退職手続きは、この社内規定が基本となって進むため、規定の内容を十分把握した上で、退職までの段取りを計画する必要があります。

 とはいえ、中には社内規定の内容にかかわらず、退職の3カ月前に意思表示することを強要されたり、後任が見つかるまでは退職させてもらえないといったケースも時々あります。特に昨今の売り手市場の中で、優秀な人材に辞められることは企業にとって大きな痛手です。企業の執拗(しつよう)な慰留の説得に折れて、退職を思いとどまるケースも少なからず見受けられます。

 退職の意思表示は勇気がいることですが、自分の意思の強さを明確に伝えられなければ、退職の段取りは順調に進みません。転職先の企業は、約束した入社時期を前提に迎え入れる準備をしています。入社時期が2~3カ月も後ろにずれ込むようでは、心証も悪く、内定が取り消されることさえありえます。

 明確な退職意思表示、上司や同僚と調整しながら進める手際よい引き継ぎなど、ひとつひとつ丁寧にステップを進めてください。円満退社に向けた段取りこそ、転職先での良いスタートに欠かせない、自身の精神面のリズムを作ることにつながるでしょう。

【毎日新聞 2007年3月26日 東京朝刊 抜粋】

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