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就活の志望動機例文集

就活の志望動機の使える例文を集めます。クオリティーを高くかつ効率的に志望動機をつくるなら例文をアレンジしましょう!

面接に必要な準備

 

面接に必要な準備は?

 前回の当欄では、面接で採用側が必ず確認するのが退職理由と志望動機だと書きました。では、応募者はどんな準備をしたらよいのでしょうか。

 退職理由は人によってさまざまですが、まず自分自身に向き合う時間を持つことが大事です。今の会社で働くことへの不満や不安がどこにあるのか、気持ちを整理してみて下さい。

 その過程でお勧めしたいのが、全く異業種にいる、なるべく距離のある友人や知人と会って、互いの仕事の話をしてみることです。普段会っている、近い友人や知人は、仕事の愚痴もお互いに聞き慣れていて、あえて多くを語る必要がありません。これに対し、たまにしか会わない友人や知人なら、改めて、近況を報告する必要がでてきます。

 相手に説明することで、自分の現状や気持ちを再確認したり、客観視することができるようになるものです。また、置かれている環境の違う相手の話を聞くことで、自分のことも冷静に考えられ、参考にできます。

 退職理由が自分なりに納得いけば、いよいよ、転職活動開始です。仕事探しの方法には、公募型の転職情報ウェブサイトや、新聞、転職情報誌、人材紹介会社の活用などさまざまなものがありますが、なるべく、多くの手段を使ってみることです。

 業界や職種のことを研究するうえでは、できるだけ人脈を使い、その業界や職種に携わる人に会ってみることです。転職を希望する会社の社員に話が聞けたらベストですね。社員の生の声を聞き、その企業の社風や魅力をより具体的に語れるようになれば、志望動機も自然に出来上がるでしょう。

【毎日新聞 2007年2月12日 東京朝刊 抜粋】
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